どうも、多出汁です。
こちらは、福岡市東区アイランドシティ周辺の海辺で撮った通勤途中の一枚です。
この景色を眺めていて、ふと疑問に思ったことを記事にしてみました。
拡大しますと、
いるでしょ?
気になったのは、この子等のことです。
海で生活をしているこのトリさんたち!
飲み水はどうしてるんだろうか?
当たり前のように海にいるし、私は今まで疑問に思ったことはありませんでした。
みなさん知っていますか?海鳥の水事情。
安心して下さい!海鳥は水、飲んでますよ!
当たり前ですが、水は飲んでるんです。
私は今の今まで、海鳥はどこかに水飲みに行ってるのだろうと思ってました。
こんなに身近にいるのに、知らなかった海鳥の生態。
海鳥は・・・・・・海水を飲んで生きています。
水分補給の仕組み(参照元:鳥ビア)
海水を、そのまま体内に吸収してはいません。
体内に濾過(ろか)装置を持っていて、そこを通過させて塩分が少なくなった水を吸収しているそうです。
濾過装置のことを「塩類腺(えんるいせん)」といい、目の上あたりにあるそうです。
水分を抜き取った濃縮された海水(体内に吸収されなかった海水)は、塩類線から鼻孔を通って体外に排出されます。
※鳥の種類によっては排出方法は異なります。
ウミガメの産卵で、涙流す光景も海水を排出しているらしいですよ。
海水を飲んでいるのは、海に住んでいる生物だけではありません。
安心して下さい!人も海水、飲んでますよ!
福岡市東区にある、
「まみずピア」
こちらは海水淡水化センターといって、海水から真水を造りだす淡水生産施設です。
詳細はコチラを見て下さい。→「まみずピア」
最大生産能力 50,000立方メートル/日
RO膜を通して海水を淡水にする日本最大級の施設。
※RO膜(脱塩性能に優れた膜)簡単にいうと一般家庭の水道の蛇口に付ける浄水器の様なもので、海鳥でいう塩類線にあたる部分。
福岡市(主に東区界隈)の住民の方も美味しくいただいてます。
渇水対策で造られたプラントですが、今では海水も生活の一部として大きく関与しているんですね。
海鳥の生態も驚きでしたが、人間の技術もこれまた驚きです。
すごくキレイ美味しいです。海の水とは思えません。
海鳥の疑問から、福岡市のアピールへ発展してしまいましたが、
安心して下さい!福岡市の親善大使、狙ってませんから!
そうそう、施設見学も出来るようなってますから、
福岡へ訪れる際には、見学にでも行かれたら宜しいかと思います。
(見学には事前予約が必要です。施設内では食事はできませんのでご注意を。不便なところにありますので、バス・電車の方は少々距離あります。)
また、福岡市役所で
「飲む海水」~玄界灘の水~
をペットボトルで販売いたしております。
興味ある方検索してみてくださいね。
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