不安にならないために知っておこう。物忘れと病気の違い。
物忘れには3種類ある
生理的物忘れ :現代人に多い生活習慣性の物忘れスマートフォンやパソコンなどの外部記憶に頼り、自分の脳を使わなくなったために生じる症状。
病的物忘れ:記憶力を司る海馬に病変が生じるアルツハイマー病や、脳機能にダメージを受けることによって生じる認知症が原因の物忘れ
脳の発達の長所・短所による物忘れ:脳の成長は人それぞれ異なり、元々物忘れがちな人も。言わば昔からの脳のクセ。進行することはあまりなく、トレーニングで改善は可能
ボケる=遅延記憶
時間が経ったら記憶が曖昧になる状態。すべての人に起こり得ること。例えば「なに買うんだっけ?」というのがそれ。脳を手入れすればぼけを改善することは可能。
症・アルツハイマー病=出来事記憶
脳の中に生じた病変によって、今日1日あった出来事自体が記憶に残らない状態。そもそも記憶がなくなるという自覚もない病的な物忘れのこと。
注意すべきは「生理的物忘れ」と著者は言っています。
これは生活習慣の中で簡単に改善できます。現代は便利な道具が多く、記憶力を使わずにすむこと多々あります。積極的に記憶力を使いましょう
認知症を疑う6つの予兆
認知症について主な兆候を記載しておきます。
参考にしてください。
時間が気にならなくなる
待ち合わせ時間に遅れる。約束そのものを忘れるなどの行動をとるようになったら要注意。話が噛み合なくなる
少し前に話した話題を何事もなかったように再び話し始める、知っているはずの話題を出してもポカンとするなど、話にくい違いが頻繁に起こる。
時間が経ったら記憶がなくなる
買い物に出かけたのに、なぜ出かけたのか、どこへ行くつもりだったのかを忘れてしまうなど、3分以内に思い出せない場合は病院へ。
物事が1回ですまなくなる
認知症になると出来事記憶がおぼろげになるため、同じことを繰り返し尋ねたり、話したりと余計な行動が増えるようになります。
いつもしていたことをしなくなる
長年、好きで習慣になっていたことをしなくなる、興味を持たなくなるなど、日常の関心ごとが薄れ、さらには日々の活動性も低下していきます。以前より気持ちが抑えられなくなる
ふとしたことで怒ったり、感情の起伏が激しくなる。時には家族に対しても不愉快な言動や、見えない物が見えるという妄想やせん妄が出ることも。
認知症は脳機能低下、アルツハイマー病は脳の萎縮
予兆を察知して早めの対応を。
認知症の中でも65%はアルツハイマーと言われています。アルツハイマー病の主な症状です。
出来事が思い出せなくなる:アルツハイマー病の75%の割合を占める典型的なタイプ。記憶を司る海馬と聴覚に関係し、出来事や言葉自体の記憶を思い出せない。
場所が分からなくなる:頭頂部の視覚系と理解系が衰え、空間認識機能が低下して方向音痴になる、徘徊を始めるといった症状が現れる。
コミュニケーション能力が下がる:まれなケースですが、伝達系の脳が衰えうまくしゃべることが出来ず無口になる、言葉に詰まる、鬱っぽくなると言った状態に。
判断力、注意力がさがる:脳の前方にある思考系の脳にダメージを受け、判断力が鈍る、または集中できず、注意力が散漫になるといった症状が起こる。
どこに症状が現れるかは人それぞれですから、サインを見逃さないようにしましょう。
脳の成長に必要な3つの要素
1:食事
ジャンクフードやファーストフードは脳が劣化するのでさけた方がいいでしょう 。
2:酸素
深呼吸をするなど新鮮な空気を意識的に取り入れるように心がけて。
3:体験難しいことをする必要はありません。利き手と反対の手で歯を磨く、計算機を使わず暗算するなどいつもと違うことをするだけで十分立派な体験に。
体験といっても特別なことする必要ないんで、これなら日々の生活の中で出来そうです。
深呼吸を多めにとって、食事を気にかけること、少しずつ変化をつける生活スタイルにシフトしていこうと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿